小城署は22日、小城市の40代女性が845万円をだまし取られるニセ電話詐欺事件が発生したと発表した。 同署によると、10月4日に携帯電話会社を装う人物から女性に「あなた名義で勝手に携帯電話が契約されている」などと連絡があった。女性はビデオ通話に誘導されて、警察官の服装をした男から警察手帳のような物を示されるなどし、「あなたが特殊詐欺に関与している疑いがある」「逮捕されないためには保釈金を支払う必要がある」などと言われた。同19日までに、指定の口座に計845万円を振り込んだ。 女性が「個人情報を売り、警察官などから保釈金を支払うように言われて支払った」と同署に届け出て、被害が発覚した。