福岡県北九州市の商業施設で女子生徒の制服を万引きしたとして、35歳の会社員の男が逮捕されました。 男は2023年、女性の振り袖に墨汁のような液体をかけ、実刑判決を受けた人物でした。 ■取り調べに「何もありません」 窃盗の疑いで逮捕されたのは、北九州市若松区の会社員、平井英康容疑者(35)です。 平井容疑者は12月21日、若松区の商業施設で女子生徒の制服6点を盗んだ疑いが持たれています。取り調べに対し、「何もありません」などと話しているということです。 平井容疑者は2023年、北九州市の二十歳の記念式典に参加した女性2人の振り袖に墨汁のような液体をかけ、懲役1年2か月の判決を受けていました。 警察によりますと事件前日の20日にも、同じ商業施設で女子生徒の制服8点が盗まれる被害が発生。平井容疑者が両親と暮らす自宅からは、女子生徒の制服や女性の衣類が多数見つかったということです。 警察が余罪についても詳しく調べています。