女子高校生ひき逃げで有罪 青森市民病院の看護師が失職

青森市は、ことし5月、青森市の国道交差点で自転車に乗っていた女子高校生をひき逃げし、けがを負わせた過失運転致傷などの罪で有罪判決を受けた看護師の男が失職したと発表しました。 失職したのは、青森市民病院の看護師の男(39)です。 男は、ことし5月、青森市浜田の国道103号にある十字路交差点で、自転車で道路を横断していた女子高校生を車ではねて逃げた、ひき逃げなどの疑いで逮捕・起訴され、今月、裁判所から懲役10か月、執行猶予3年の有罪判決を受けました。 きょうまでに刑が確定したため、地方公務員法の定めにより失職となりました。男は事故後も勤務していましたが、8月から家庭の事情で休職していたということです。 青森市は、男に退職金を支払うかどうかを、これから検討するとしています。 西秀記市長は 「二度とこのようなことが起こらないよう、職員の綱紀粛正と公務員としての倫理観の向上に努め、全庁を挙げて市民の皆さまの信頼回復に向け取り組んでまいります」 とコメントしました。

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