14歳少女と性交した元サッカー指導者の“裏切り” 「彼女の目的だと思った」身勝手な弁明に裁判長が突きつけた“重い言葉”【性犯罪の法廷より】

SNSで知り合った14歳の少女とホテルで性交したとして、不同意性交等罪に問われている広島市のアルバイトの男(22)。かつて長崎市内でサッカースクールの指導者を務めていた男の裁判が12月23日、長崎地裁で開かれました。検察側は「卑劣な犯行」として懲役5年を求刑。法廷では、男の身勝手な弁明と、それに対する裁判長の厳しい叱責が響きました。 【関連記事〜性犯罪の法廷より〜】 ▶「スリルが性的興奮」エレベーターという"密室" で小学生女児にわいせつ行為繰り返していた24歳男【前編】 ▶「儀式」と称した11歳少女への性交事件 実母、友人、その子どもたち…34歳の男を頂点とする異様な"コミュニティ"の全貌と支配】 ■「いれないから」と言いつつ…犯行の経緯 起訴状などによりますと、男は2025年4月13日、相手が16歳未満であることを知りながら、長崎県大村市のホテルで当時14歳の少女と性交したとされています。 ▶SNSでの出会い: 今年3月、共通の趣味などで繋がれるSNSを介して知り合う。 ▶密室への誘導: 当日、初めて会った二人はサウナに行く話になるが、「適切な場所がない」としてラブホテルへ移動。 ▶卑劣な言動: ベッドの上で「いれないから」と告げながらも、結果として避妊具なしで性交に及んだ。 ■「ラブホテルが少女の目的だと思った」身勝手な弁明 今月23日の公判に男は黒のスーツで出廷。被告人質問では淡々と、しかし責任を転嫁するかのような回答を繰り返しました。 弁護人: 「性交が目的でアプリをやっていたのでは?」 男: 「性交の目的はなかった。暇つぶしのために使っていて男性と話すこともあった」 弁護人: 「サウナの話からどうしてラブホテルに?」 男: 「少女から大人の人とも遊んでいるという話も出てきて・・・少女の目的がラブホテルに行くことだと思った」 弁護人: 「性交をしていいか聞いた?」 男: 「言葉でのやりとりはしていないが、同意しているという認識」

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