イラン全土で大規模抗議拡大 15人が死亡 580人以上が逮捕

テヘラン、イラン、1月5日 (AP) ー イランで拡大する通貨リアルの急落と物価高騰に対する抗議活動は、イスラム共和国の低迷する経済に端を発し、その神権政治に新たな圧力をかけている。 9月に原子力計画をめぐる国連制裁が再開されたことで強まった経済的圧迫により、イランの通貨リアルは急落し、現在1ドル=約140万リアルで取引されている。 米国に拠点を置く人権活動家通信社が4日早朝に報じたところでは、抗議活動はイラン31州のうち25州の170カ所以上に拡大しているという。 同通信社はさらに、死者は少なくとも15人に達し、580人以上が逮捕されたと伝えた。 イラン国内の活動家ネットワークを情報源とするこの団体は、過去の騒乱でも正確な情報を提供してきた。 イランのジャーナリストは一般的に、国内移動の許可が必要なことに加え、当局による嫌がらせや逮捕の脅威など、報道活動に制限を受けている。 しかし、抗議活動は収まる気配を見せていない。最高指導者アヤトラ・アリ・ハメネイ師が3日、「暴徒は制圧されねばならない」と述べた後もだ。 リアルの暴落はイランで拡大する経済危機を招いている。 肉や米などイランの食卓に欠かせない品々の価格が上昇している。 同国は年間約40%のインフレ率に苦しんでいる。 (日本語翻訳・編集 アフロ)

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