不動産売買で得られた預かり金を着服したとして、業務上横領の疑いで和歌山弁護士会所属の弁護士、矢田裕己容疑者(41)が逮捕されたことを受け、同会は7日、記者会見した。 岡正人会長は被害者に謝罪した上で「事実であれば、弁護士および弁護士会の信用を失墜させる行為で到底許されない。迅速厳正に処分を行い綱紀の確立を進める」と述べた。 同会によると、所属弁護士に対する苦情や相談を受け付ける市民窓口に、矢田容疑者に対する通報が令和7年に5件寄せられた。逮捕された事案は含まれていないが、預かり金に関する内容が複数あったという。 同会は通報を受けて調査を開始。矢田容疑者に説明を求めており、今月6日が回答期限だった。 矢田容疑者は、5日に和歌山県警岩出署に自首し、6日に逮捕された。同署によると容疑を認めているという。 同署は7日、業務上横領の疑いで和歌山地検に送検した。