他人名義のキャッシュカードで150万円を引き出したとして、警視庁は9日、家事代行会社員の門脇奈穂容疑者(23)=東京都江東区扇橋2丁目=を窃盗の疑いで逮捕し、発表した。警視庁は家事代行で訪問した先からカードを盗んだとみている。 門脇容疑者は「金がほしかった。金はホストに使った」と容疑を認めているという。門脇容疑者が勤める「ベア―ズ」(東京)によると、同社の陸上競技部に2025年4月から所属していたが、「一身上の都合」を理由に同年末に退部したという。 月島署によると、門脇容疑者は25年10月18~31日、東京都世田谷区のコンビニエンスストアなどのATMで他人名義のカードを使って、7回に分けて計150万円を引き出した疑いがある。 署は、門脇容疑者が家事代行の仕事中にカードを盗んだとみている。暗証番号はカード所有者の手帳に載っていた、と説明しているという。防犯カメラ映像などから署が捜査していた。 カードの所有者からは同年11月、「自宅で保管していたキャッシュカードが勝手に使われた。自宅に入っていたのは家事代行会社だけだ」と署に相談があったという。 別の訪問先でも現金を盗まれたとする被害届が出されており、署は関連を調べている。 ベア―ズの広報担当者は取材に、「状況が明らかになったら対応を検討する」とコメントした。(板倉大地)