イランデモの死者は116人、デモ隊側で70人超 治安部隊、至近距離から実弾発射

イラン各地で続く大規模な反政府デモで、在米のイラン人権団体「HRANA」は10日までの死者が116人になったことを明らかにした。このうち軍や治安部隊など当局側の死者は38人だといい、デモ隊側は70人超とみられる。10日までにイラン各地の185都市でデモの発生が確認された。治安部隊が至近距離からデモ参加者に実弾を発射しているとの証言が相次いでいる。 トランプ米大統領は10日、「イランは、おそらくかつてないほど自由に目を向けている。米国には支援の用意がある」とSNSに投稿し、軍事介入を再び示唆した。 英BBC放送の取材に応じた首都テヘランの医療関係者は「若い人々が頭部や心臓を撃たれている」と述べ、死者が多いために遺体安置所が足りない状況だと訴えた。中部カシャンの医師は、多くのデモ参加者が目を撃たれているとBBCに証言した。 HRANAによると、当局に逮捕されたデモ参加者は2600人以上。当局による弾圧強化を受け、テヘランのデモは小規模で散発的な形で行われているという。(中東支局)

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