山口県警は特殊詐欺や闇バイトの危険性を発信力のある若者に伝えてもらおうと、高校生を対象に防犯動画コンテストを開催しました。 高校生が制作した動画が13日から県警の公式SNSで公開されています。 防犯動画コンテストに参加したのは県内の8つの高校の演劇部員たち。各学校は被害が急増している「特殊詐欺」や「闇バイト」をテーマに3分と30秒の2本の動画を制作しました。 そのうちの1校、山口高校では去年10月から撮影が行われていました。 選んだテーマは「闇バイト」。高額収入の誘い文句に目がくらんだ主人公が闇バイトに加担し逮捕されるまでを動画にします。 (脚本担当の高校生は) 「闇バイトに加担した人は被害者のように見えるけどやってることは犯罪に変わりはないというのを伝えたい」 また、見た人の印象に残り、共感してもらえるようにと登場人物は親近感のわく設定になっています。 「内容が闇バイトの危険性をちゃんと示すのもそうだけど一番は目に留まって記憶に残ってくれたら」 防犯動画の制作は今回が初めてで興味をもってもらえるよう画角などを工夫し台本制作のために闇バイトについても全員で調べたといいます。 (警察官役は) 「調べていくうちに闇バイトにはこういう言葉があるんだと知ったりインターネットのサイトを実際に見つけたりもしてどこにでもあるんだなと思った」 見る人だけでなく制作した高校生にとっても身近な犯罪を考えるきっかけとなっていました。 「日ごろから気をつけていかないといけないなと思ってもらったりあやしいかもっていうものを見たときに防犯動画がよぎってほしい」 撮影された動画は高校生監修のもと2つの専門学校が編集し13日から1週間、県警の公式YouTube、Xで公開されています。コンテストでは県警での審査のほか公開動画への一般視聴者の反応も踏まえた上で2月、表彰されるということです。