「イメージが悪いし信用できない」小川晶市長の“圧勝”の裏で、前橋市民が明かした「不安」

部下である職員との「ラブホテル密会問題」により市長が辞職したことで行われた前橋市長選挙。勝利したのは当の本人である小川晶前市長(43)だった。投票が締め切られた直後の午後7時時点、開票率0%での当選確実が出る、いわゆる”ゼロ打ち”での圧勝だった。 「2位の丸山彬氏(40)に1万票以上の差をつけての当選でした。当選後には『働いて働いて皆さんに結果でお返ししていきたい』と、高市早苗首相の流行語を引き合いに、抱負を語りました。一方、ラブホ密会について、説明責任を十分に果たしたとは言い難い。不倫疑惑は残ったままでの再選に、疑問の声も上がっています」(前橋市政関係者) 当の前橋市民はどう考えているのか–。投票日当日、有権者の男女20人に声をかけたところ、8人が小川氏に票を投じたと明かした。他の候補に投票したのは12人だった。 支持者からは「市長としての1年9ヵ月の実績」と「人柄」を評価する声が上がった。小学生の子供を持つ父親は、「小学校の体育館へのエアコン導入を推進したり、目に見える実績を上げてくれた」と話し、子供2人を連れて街頭演説を聞いていた主婦は、「あの騒動もしっかりと謝罪しています。許しましょうよ、という気持ちで応援しています。次も任せたい」と答えていた。 40代の男性は「子育て支援の政策をかなりスピーディに実現させたりと実績を上げてくれた事が今回投票した一番の理由です。ああ言う事件はありましたけど、もう1回チャンスをあげるのでしっかりとやって欲しいです。期待しています」と足を止めて熱く話してくれた。それ以外にも「要望をぶつけた時にすぐにお返事してくださるので支持します。自分の周りでも選挙が近づくにつれて小川さんを評価する声が増えてきたと感じていました」と話す市民もいた。 一方で、ラブホ密会報道を看過出来ない市民がいるのも事実。夫婦共に小川氏以外に投票したと話す50代の男性は「イメージが悪いし信用が出来ない。また任せるのはどうかと思います」と話し、「小川さんには投票しないよ!税金で食べている公人が、ああ言うふざけた事をしたらダメだよ」と語気荒く話す高齢者もいた。一人で投票に来た高齢女性は「元々弁護士さんなのに、たとえやましいところが無いとしても、また立候補するなんて許せません。絶対許せません」と強い口調で話していた。 娘と投票に来ていた主婦は「ああ言うみだらな話題が出る人が嫌いなんです。あんな人ではなく他の人にお金を使ってもらいたいです」と話し、娘さんも「なんか市民を馬鹿にしてるのか、と感じてしまいます。腹が立ちますね」と親子で強い拒否感を露わにしていた。さらに「話題が話題だけに感覚的に支持出来ないですね。小川さんがやっていた時に前橋が良くなったと言うイメージも無かったですから」と拒否反応を見せる人もいた。 小川氏が圧勝したのは、有力な対抗馬がいなかったことが一因として挙げられる。小川氏に投票した人でも、「もっと良い候補が他にいれば」という声を漏らす人がいたほどだった。

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