現代の麻薬王になった元冬季五輪選手、麻薬密輸や殺人容疑で逮捕 FBI

【AFP=時事】冬季五輪に出場経験がある元カナダ代表の男子スノーボード選手で、後に麻薬王として指名手配されていたライアン・ジェームズ・ウェディング容疑者(44)が、コカイン密輸と殺人の容疑によりメキシコで逮捕され、米国に移送された。23日、米連邦捜査局(FBI)のカシュ・パテル長官が発表した。 ウェディング容疑者はFBIの「10大重要指名手配犯」リストに掲載されており、米国務省は最近、逮捕につながる情報に1500万ドル(約23億7000万円)の報奨金を提示していた。 パテル氏はカリフォルニア州のオンタリオ国際空港の滑走路上で会見を行い、五輪スノーボーダーから現代の麻薬王に転身したウェディング容疑者は「現代のエル・チャポであり、現代のパブロ・エスコバルだ」と述べた。 「この人物と所属するシナロア・カルテルは、北米の街に大量の麻薬を流し込み、あまりにも多くの若者を死に追いやり、あまりにも多くの市民を堕落させた」 パテル氏は、10年以上メキシコに潜伏していたウェディング容疑者が22日夜にメキシコ市で逮捕されたとし、「メキシコの法執行機関との協力を含む各省庁横断の取り組みだった」と述べたものの、詳細については語らなかった。 FBIロサンゼルス支局のアキル・デイビス氏によると、ウェディング容疑者はコロンビアからメキシコを経由して米国とカナダに約60トンのコカインを密輸し、「複数の人物や政府の証人らの殺害を指揮した」疑いが持たれているという。 ウェディング容疑者は2002年ソルトレークシティー冬季五輪にカナダ代表として出場し、スノーボードパラレル大回転で24位に終わった。【翻訳編集】 AFPBB News

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