瑛太“大己”が石原さとみ“佳奈子”と向き合い「目閉じて…」<ヴォイス~命なき者の声~>

2009年1月期放送のフジテレビ系“月9”ドラマ「ヴォイス~命なき者の声~」(フジテレビ系)は、瑛太(現:永山瑛太)、生田斗真、石原さとみらが医大生を演じた法医学ミステリー。FOD・TVerにて無料公開中の最終話(第11話)は、法医学ゼミで亡くなった人の思いを解明していくことの重要性を学んできた学生たちが、それぞれの進路に向かって進んでいく旅立ちの回。共に成長してきた大己(瑛太)と佳奈子(石原)が接近するシーンもドキドキするので紹介しよう。 (以下、ネタバレが含まれます) ■わいせつ罪で逮捕された過去を持つ男が刺される… 本作は、救えなかった魂の声なき声に耳を傾け、名もなき人の人生に思いをめぐらす、医大の法医学ゼミに所属する5人の医学生たちの姿を描く青春ストーリー。学生たちは死因究明のプロセスを通じて、失われた命の真実と、遺された人々の想いを救い出していく。ドラマの世界観に合わせて、生きる意味をテーマに書き下ろされた主題歌、GReeeeNの「刹那」も人気となった。 第11話のサブタイトルは「別れの時、僕らの明日」。東凛大学の解剖室に、胸をナイフで刺され死亡した成瀬(ダンカン)の遺体が運び込まれる。刺したのは潔美(近野成美)という女子高生で、ナイフを持って襲い掛かってきた成瀬ともみ合ううちに刺してしまったと正当防衛を主張。彼女の体にもみ合ったときにできたと思われる傷があること、さらに、成瀬が強制わいせつ事件で逮捕された過去があることからも、潔美の主張は正しいと思われる。 ■正当防衛か否か…佐川の進退に関わる問題に発展 ところがその後、大己、亮介(生田)、佳奈子、哲平(遠藤雄弥)、彰(佐藤智仁)らは、玲子(矢田亜希子)から佐川(時任三郎)が潔美の正当防衛に疑問を呈し、警察にもその方向で捜査を進めたほうがいいと助言したと聞き驚く。潔美は大学の理事長の親戚であったため、それを知った理事長は激怒。他大学に再解剖の依頼を出す。 ■始まりそうで始まらない大己と佳奈子の恋愛模様 その後、再解剖を依頼された教授が成瀬は事故によって刺されたものと、潔美の正当防衛を支持する判断を下す。これにより、佐川は教授会にかけられることに。 法医学の在り方を学生たちに伝えてきた佐川の進退と、大己たちが未来に向かって新たな選択をしていく様子が描かれる最終話。 ゼミ生唯一の女子・佳奈子と大己の2人の間に明確な恋心が芽生えている描写はなかったものの、お互いが憎まれ口を叩きながらも大切な仲間として思い合っていたことはたしか。亮介らが2人きりにさせて、旅立つ前の佳奈子と大己の時間を作ったときのこと。佳奈子が「本当に好きなことは、簡単に好きって言えない気がする」と奥手な面を語ると、大己は「目を閉じて…いいから」と顔を近づける。まさかキスか?と思いきや、大己は佳奈子の顔にピッピッとシールを3枚張っただけ。それは佳奈子が集めているシールであり、ドキドキはさわやかにおあずけとなった。 若者たちの青春群像劇であり、人の生死にまつわるストーリーを真剣に描く名作ドラマである。

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