野村修也氏、退職代行サービスの問題に指摘…弁護士は「優しくない人多い」

中大法科大学院教授で弁護士の野村修也氏(63)が7日、カンテレ「ドっとコネクト」(土曜午前11時20分、正午=関西地区)に出演。退職代行サービス「退職代行モームリ」の運営会社の社長らが弁護士法違反の疑いで逮捕された件について言及した。 社長らの弁護士法違反での逮捕について、野村氏は「分かりにくいと思うんですよ。だけど、例えば“医者じゃないけど手術をしました”っていうニュースが出たら『そいつ捕まるよ』ってみんな思いますよね。だから、弁護士が独占的にやる、資格を持っている者がやるって決めているものを、資格のない人がやったってことだから、同じように、医者じゃない人が手術をしちゃったのと同じ問題だっていうとらえ方なんですよね」と説明。 退職代行では、ほぼ必ず退職金などの法的な交渉が必要になるとして、「ほとんど弁護士がやる仕事をやっているはずなんですよ。ここがグレーなんです」と述べた。 その一方で、「弁護士の方にも問題があってね。弁護士って本来だったら、(退職を希望する人に)寄り添わなきゃいけないんですよ。『どうして退職する気持ちになったの?』とか、『どんなことがあったの?』とかっていうのを、本当は聞かないといけないんですよ。ところが法律家って、そういうマインドの部分があんまり優しくない人が多いんですよね」とも。 「そこで、何かすぐ法律論の話になるんですよ。どちらかというと『これでいったら裁判になりますよ』とか。こういうドライな対応に対して、むしろ、このお客さんたちって、若干寄り添ってもらいたかったところがあると思うんですよね。だからそっちの方にたくさん人が流れていくわけです」と、弁護士への相談よりも退職代行を利用する人の心理についても指摘していた。

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