首をかしげながらまっすぐ前を見る男。 大阪・ミナミで17歳の男性を刺し殺害した疑いで逮捕された、無職の岩崎龍我容疑者(21)です。 事件直前、岩崎容疑者が女性に迷惑行為をし、被害男性らに注意されていたことが分かりました。 事件は14日の深夜、大阪市中央区にあるビルのエントランス内で起きました。 岩崎容疑者は持っていた刃物で、奈良県の会社員で17歳の鎌田隆之亮さんの胸などを複数回刺し、殺害した疑いが持たれています。 現場では別の17歳男性2人も刺されていて、このうち1人は意識不明の重体、もう1人は重傷を負っています。 犯行から10時間後、岩崎容疑者は現場から約1.5km離れた路上で警察官に確保されました。 岩崎容疑者と3人の被害者は、お互い面識があったとみられています。 捜査関係者などによりますと、岩崎容疑者が女性に迷惑行為をし、それを被害者らが注意したあとに事件が起きたということです。 亡くなった鎌田さんを知る人は「情に厚い子。礼儀正しくて、僕がやっていることを手伝ったり。自分ファーストじゃなくてまわりファースト」と語りました。 一方、岩崎容疑者を知る人は、その性格について「短気すぎるほど短気な人だった。肩ぶつかっただけで『オイ!』みたいに言われたりとか、よくけんかしているイメージ」と話します。 調べに対し「ナイフで威嚇するつもりだったが、向かってきた男性の胸付近を突き刺した」と話し、殺意を否認しているという岩崎容疑者。 鎌田さんの首には深い傷があることなどから、警察は強い殺意があったとみて調べを進めています。