「報酬は月平均1500万円」の供述も フィリピン拠点「JPドラゴン」実態解明進める ニセ電話詐欺などに関与の疑い 福岡県警

フィリピンを拠点とする犯罪グループ「JPドラゴン」のメンバーが特殊詐欺などに関与した疑いで福岡県警などが捜査を進める中、その実態が徐々に明らかになってきています。 福岡県警は17日、電話をかけて被害者をだます「かけ子」の男を再逮捕しました。 県警組織犯罪捜査課によりますと再逮捕された住居不定、無職の小山智広容疑者(51)は他のメンバーと共謀して2023年2月、警察官になりすまして大阪府岸和田市の当時84歳の女性に電話をかけ、うそを言ってキャッシュカードを盗み、現金78万3000円を引き出した疑いです。 調べに対し小山容疑者は容疑をおおむね認め、「JPドラゴン」でかけ子をしていたとして「特殊詐欺の"売り上げ"から現金をもらっていたことは間違いありません」などと供述しているということです。 一方、かけ子のチームリーダーを務めていたとみられ、別のニセ電話詐欺事件で小山容疑者とともに逮捕された佐藤翔平容疑者(35)は報酬について「JPドラゴンに来てから月平均1500万円、少ない時で300万円、多い時で3000万円だった」などと話しているということです。 また、かけ子のチームについて「1チームは5〜6人で、月平均3000〜5000万円の売り上げがあった。チームが3つあったので計1億円以上になった」と説明し「上位者への上納金を少なくて500万円、多くて1500万円払わないといけなかった」などと供述しているということです。 警察は組織の全容解明を進める方針です。

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