山形県寒河江市で、消防士の男が起こした狂言強盗事件。男はけさ、留置されていた天童署から山形地検に送検されました。 午前9時半過ぎ。うなだれた男が警察署から出てきました。自分の手足を縛り、助けを求めた狂言強盗事件を演じた男です。 ■何があったのか 山形県内で手足を縛られた状態の男性が見つかり、強盗だと通報があった事件は、自作自演の狂言だったことがわかりました。警察は、嘘を言って業務を妨害したとして、消防士の男を逮捕しました。 業務妨害の疑いで逮捕されたのは、西村山広域行政事務組合消防本部に所属する消防士の男(54)です。警察は職業を「公務員」としていましたが、消防への取材で消防士であることが確認されました。 ※画像は同時間帯検問 ■手足は自分で縛っていた 警察などによりますと、男は18日、寒河江市の自宅前で2人組の男に呼び止められ、現金80万円を奪われた上、車を運転するように言われて7時間に渡って連れまわされ、大江町の楯山公園で解放されたなどと話していました。 しかし、実は大江町の楯山公園に向かい、車を停めたあと、歩いて「朝日少年自然の家」の敷地内に移動。そこで自身の手足をロープで縛った上でうずくまり、「助けてください」などと弱々しく呼んでいたということです。 ■あまりの状況に施設職員は驚いて・・・ 男を発見したのは施設の職員でしたが、あまりの状況に驚き、近くにいた工事関係者が近づいてきて110番通報したということです。 その後警察が男に被害について聞き取りをした際に内容に不審な点があり、さらに警察が男に事実確認をしたところ、強盗被害が嘘であることを自白したため、警察が逮捕しました。 調べに対し男は容疑を認めているということです。警察が動機などについて調べを進めています。