福井県内で公務員による不祥事が相次いでいる。福井新聞の調べでは、福井県警は2025年、10人の公務員を逮捕し、うち5人の容疑が盗撮や下着窃盗といったわいせつ事案だった。罪種別(再逮捕を含む)では、県迷惑防止条例違反と性的姿態撮影処罰法違反の二つについて、県警が1年間に逮捕した全容疑者のうち公務員が2割を占めた。 福井新聞は、身柄を拘束されない任意捜査での書類送検や追送検を除いた逮捕事案を調べた。逮捕された10人は別の容疑で再逮捕されたケースもあった。10人は送検され、不起訴となったり、罰金刑や有罪判決を受けたりした。 逮捕されたのは全て男性で、当時の年代は20代と40代が各3人、50代2人、30代と60代各1人。当時の職業別では県職員4人、市町職員3人、教員、国家公務員、県外の警察官が各1人だった。 罪種別で見ると、25年1年間に県迷惑防止条例違反容疑で逮捕されたのは全体で10人で、このうち公務員は2人。この2人は女性のスカート内に小型カメラやスマートフォンを差し入れた。 性的姿態撮影処罰法違反容疑で逮捕・再逮捕されたのは全体で15人で、公務員は3人(うち1人は県迷惑防止条例違反容疑と重複)だった。商業施設のトイレ内に小型カメラを設置してトイレを利用した女性を撮影したり、女性のスカート内を撮影したりした。 窃盗などの容疑で逮捕・再逮捕された公務員は1人で、勤務先の学校の教室で女子生徒のリュックから下着を盗んだ。その他の5人は▽暴行▽器物損壊▽道交法違反(酒気帯び運転、酒酔い運転)▽電子計算機使用詐欺だった。