湾岸地区の大井埠頭(ふとう)(東京都大田区)の公道で、車を5台を連ねて横滑りさせる「ドリフト走行」を繰り返して交通の危険を生じさせたとして、警視庁は、ドリフト族「日本マジキテル連合」の関係者5人を道路交通法違反(共同危険行為)の疑いで逮捕し、3日に発表した。1人は容疑を認め、残る4人は「現場でドリフトをしたが他の人とはしていない」などと供述しているという。 逮捕されたのは、ブラジル国籍の自営業ヨシカワ・マルセロ・ユウジ容疑者(27)=茨城県つくば市=ら26~32歳の男5人。交通執行課によると、5人は共謀して昨年12月27日午前2時過ぎ、大田区東海4丁目付近で、乗用車5台を連ねて臨港道路や区道約700メートルを周回し、ドリフト走行を繰り返した疑いがある。 同連合の関係者はサーキットでも走行しており、このうちヨシカワ容疑者のSNSのフォロワーは約11万人。5人は、公道でのドリフト走行について「サーキットでは満たされず、ストリートでやることに意味がある」などと供述しているという。 5人のうちアルバイトの男(28)=川崎市川崎区浜町2丁目=は、見物していた20代の男性2人をはねて逃げたとして、自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致傷)と道交法違反(ひき逃げ)の疑いでも逮捕されていた。(太田原奈都乃)