大阪ミナミの繁華街・道頓堀のビルで2月、17歳の少年3人が刺されて1人が死亡、2人がけがをした事件で、意識不明の状態で重体になっていた少年の意識が回復したことが、捜査関係者への取材でわかった。 捜査関係者によると、上半身などを刺されて入院中だった大阪府八尾市の少年は意識不明の状態だったが、治療を受けて意識が回復。3月2日に退院したという。 また内臓を損傷して入院中だった大阪府柏原市の少年も回復し、同1日に退院したという。 事件は2月14日午後11時55分ごろ、大阪市中央区心斎橋筋2丁目で起きた。17歳の3人が上半身などを刃物で刺され、奈良県田原本町の会社員、鎌田隆之亮(りゅうのすけ)さんが死亡した。 捜査関係者によると、殺人容疑で逮捕された無職の岩崎龍我(りょうが)容疑者(21)は現場にいた女性に迷惑行為をしたことを鎌田さんらに注意され、刃物で襲った疑いがある。 岩崎容疑者は逮捕当初、「殺意はありませんでした。初めはナイフで威嚇するつもりでしたが、向かってきた男の胸付近を突き刺しました」と供述したという。(岡田真実、宮坂知樹)