虐待疑いで児相通告の子1万5千人超、4年連続で過去最多 大阪府警

虐待を受けた疑いがあるとして、大阪府警が2025年の1年間に児童相談所に通告した18歳未満の子どもは、のべ1万5018人(前年比803人増)で、4年連続で過去最多となった。また、死亡が確認された子どもは7人(同3人増)に上った。府警が5日に発表した。 府警は、社会的関心の高まりと、各警察署で対応を積極化させたことが増加の要因とみている。 生活安全総務課によると、亡くなったうち1人は、昨年2月に八尾市内の長屋でコンクリート詰めの状態で発見された岩本玲奈さん(死亡推定当時6)。 また、吹田市と池田市で計3人が無理心中に巻き込まれ、大阪市内で乳幼児1人が生後間もなくごみ袋に入れられ、死亡した。 さらに0歳と3歳の子どもが、虐待が原因で死亡したとみられるケースもあった。 児相への通告の内訳は、暴言などの心理的虐待が1万948人で、うち面前での両親間の暴力は5453人。身体的虐待が2447人、ネグレクト1594人、性的虐待29人だった。 府警は125人(前年比37人減)の保護者らを逮捕・書類送検した。 容疑者と子どもの関係は、実父の55人が最多で実母が30人、養父・継父が21人、実母の交際相手が9人、内縁の夫が3人と続いた。 また、府警は家庭内暴力(DV)とストーカーについての統計も発表した。 府警が配偶者間の暴力として対応した事案は1万1606件(前年比185件増)で、これも4年連続で過去最多。ストーカー事案の相談件数は1694件(同320件増)で、過去最多だった13年の1720件に迫った。(黒田陸離)

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする