「マンガワン」問題 小学館が被害女性に謝罪 代理人通じて明かす「電話を通じ謝罪して下さいました」

小学館の漫画配信アプリ「マンガワン」が逮捕歴のある漫画家を別名義で新連載の原作に起用していた一連の問題で、小学館が被害女性に謝罪していたことが8日、分かった。女性の代理人を務める東京共同法律事務所が、公式サイトを通じて明らかにした。 マンガワンは先月27日に「常人仮面」の原作者である一路一氏が、性加害で罰金刑を受けていた漫画「堕天作戦」作者の山本章一氏と同一人物であることを報告。「本来であれば原作者として起用すべきではありませんでした。何よりも被害に遭われた方に対し、心よりお詫び申し上げます」と謝罪した。 さらに、今月2日に新たな原作者起用問題を公表。20年に強制わいせつ容疑で逮捕された「アクタージュ act-age」(集英社、連載打ち切り)の原作者・マツキタツヤ氏を別名義で『星霜の心理士』の原作に起用していた。小学館は一連の問題を受け、第三者委員会を設置する方針を決定した。 8日までに東京共同法律事務所の公式サイトに被害女性の声明が掲載され、「2026年3月5日、小学館の取締役の方々が代理人弁護士の事務所に見えて、電話を通じて私に、これまでの対応について謝罪して下さいました」と、小学館側からの謝罪があったと明らかにした。 女性は「私は、被害の実相を知ってもらい、同じような被害に遭う人を無くしたいという思いが第1で、小学館に対して強い怒りや恨みを持っているわけではないこと、特に、漫画家さんの作品を小学館から引き揚げて欲しいとも思っていないし、多くの漫画家さんの活躍の場であるマンガワンをなくして貰いたいとも思っていないこと」と伝えたとし、これに対し、小学館の関係者は再発防止を誓ったという。

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