大阪府警は9日、大阪市中央区の路上に停車中の乗用車内から男性が病院に搬送され、その後死亡する事案があったと発表しました。男性は司法解剖の結果、事件に巻き込まれたとみられることが判明し、警察は、男性と車で一緒に移動していた37歳の男を男性への暴行容疑で逮捕し、男性の死亡との関連を調べています。 6日午後3時過ぎ、「車で寝ていた男性の意識がなく、死後硬直している」と病院の関係者から警察に通報がありました。 男性はこの通報の約30分前に同乗していた男(37)の病院への届出を受けて搬送されていて、死亡が確認されました。その後、警察が男性の遺体の司法解剖を進めた結果、死因は腹部に強い力が加わったことで胃の内容物などをのどに詰まらせたことによる窒息と分かり、事件に巻き込まれたものと断定されました。 男性の全身にあざがあった他、骨折も見つかり、警察は、男性の死亡が確認された翌日に車の同乗者で病院に届け出た、知人とみられる自称・鹿児島県在住の男(37)について、熊本県内で男性に暴行を加えた疑いで逮捕したということです。 警察によりますと、男と男性は九州地方から大阪へ車で移動してきたとみられ、男は警察に対して6日午後、大阪市中央区内の車内で後部座席にいた男性の異変に気づき、病院に連絡したと説明しているということです。 警察は、男が男性が死亡した経緯にも関わっている可能性があるとみて、殺人や傷害致死事件などを視野に入れ、捜査しています。