路上で少年を金属バットで殴り、電子タバコや現金を奪ったとして、大阪府警は13日、いずれも16歳の、大阪市内の男子高校生ら5人を強盗致傷容疑で逮捕し、発表した。 いずれも容疑を認めているという。 淀川署などによると、殴られた少年は、別の少年とともに国内で販売が認められていないニコチン入りの電子たばこ「ニコパフ」を男子高校生らに売ろうとしていたと説明しているという。 ニコパフは、ニコチンを含むリキッド(液体)を電気で熱し、発生した蒸気を吸う使い捨てタイプの電子たばこの総称。 5人の逮捕容疑は共謀して13日午前2時5分ごろ、大阪市淀川区の路上で無職の少年(17)を金属バットなどで殴打。電子たばこ(4万8300円相当)や現金800円が入った手提げバッグを奪ったというもの。 少年は背中に打撲のけがを負ったという。 少年と男子高校生らはSNSを通じて知り合い、少年が待ち合わせ場所にいたところを襲われたという。男子高校生らは地元の知り合いという。 署はニコパフの入手の経緯などについても、少年らから詳しく事情を聴く方針。 ニコパフをめぐっては、府警が今月9日までに全国で初めて、男子大学生を医薬品医療機器法違反(未承認医薬品の販売)の疑いで逮捕、送検している。 捜査関係者によると、昨夏ごろから、府警の警察官が職務質問した若者らがニコパフを所持しているケースが続出していたという。(村井隼人)