東京大学総長が卒業式で謝罪 相次ぐ汚職事件「本学の信頼損なった」

東京大学の卒業式が25日にあり、藤井輝夫総長が告辞で、昨年から相次いだ不祥事に触れ、卒業生に謝罪した。 藤井総長は、本郷キャンパス(東京都文京区)の安田講堂であった卒業式で「本学に対する信頼は、誠に残念ながら昨年来報道されている不祥事によって大きく損なわれてしまいました」と述べた。 そして、「総長として、未然に防げなかった事態を重く受け止め、皆さんにご心配をおかけしたことを改めておわびいたします」と陳謝。再発防止へガバナンスの見直しを進めると述べた。 東大では昨年以降、医学部付属病院の医師らが逮捕、起訴される汚職事件が2件あった。 大学の組織運営が問題視される事態となり、昨年、国から巨額の支援を受けられる「国際卓越研究大学」の選考は継続審査となった。大学病院を支援する国の新事業も、申請した78大学のうち唯一選ばれなかった。(前田伸也、関口佳代子)

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