“取り調べで侮辱”詐欺事件の被告から刑事告訴された検察官を不起訴処分

東京地検特捜部に詐欺などの疑いで逮捕・起訴された会社社長を取り調べで侮辱したなどとして刑事告訴された検察官について、東京高検は不起訴処分としました。 太陽光発電関連会社「テクノシステム」の社長、生田尚之被告は、融資金名目で金融機関からおよそ22億円をだまし取ったなどとして東京地検特捜部に逮捕・起訴され、今月、懲役11年の実刑判決が言い渡されました。 この事件の取り調べで、侮辱や罵倒をされたり人格を傷付けられたりしたとして、生田被告は2024年、担当の検察官を特別公務員暴行陵虐の罪で刑事告訴していましたが、東京高検はこの検察官について、30日付で不起訴処分としました。 東京高検は「検察官の言動が著しい精神的苦痛を与える違法な行為であると認めるに足る証拠がなかった」と嫌疑不十分だとしています。 一方、東京地裁は判決で、検察官の取り調べについて「時には、説得や追及の域を逸脱しているといえる発言がされていることは不相当」などと指摘していました。

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