マスターズ(9日~/ジョージア州/オーガスタ・ナショナルGC)開幕を前に、大御所たちが自動車事故を起こしたタイガー・ウッズ(米)に対するコメントを発表し、厳しい指摘と擁護の声が交錯している。 大会3勝のニック・ファルド(英)は、英紙テレグラフの取材に対し、「ウッズが常に痛みに苦しんでいるのは気の毒だが、その多くは自ら招いたものでもある」と発言。「同情だけでなく、責任を問う視点も必要だ」と強調した。 ウッズはフロリダ州のジュピター・アイランドで車を運転中、トレーラーを追い越そうとして横転。現場での様子から逮捕され、DUI(飲酒もしくは薬物の影響下で運転)の疑いで起訴された。その後、無罪を主張し、公の場から姿を消しているほか、米国外での治療継続を裁判所に求めている。 ファルドはさらに、PGAツアーの対応にも疑問を呈した。ツアー側は逮捕直後に支持を表明しているが、「あまりに予想通りで弱い対応だ」と批判。「通常の社会であれば、より明確な責任が問われるはずだ」と指摘した。 一方、マスターズ6勝の帝王ジャック・ニクラウス(米)は、より慎重な見方を示している。「彼のことは気の毒に思う。長年、痛み止めを服用しているが、それだけの理由があるはずだ」と語り、ウッズの状況に理解を示した。 さらに「時には自力ではどうにもならない所まで追い込まれることもある。彼には支えが必要だろう」と述べ、周囲のサポートの重要性を訴えた。