【04月07日 KOREA WAVE】韓国で、高速道路上を逃走していた暴行容疑者が、警察による車両制御作戦によって安全に逮捕された。警察車両が道路上の流れを止める手法が注目を集めている。 警察庁によると、事件は3月31日午前、交際相手の女性に暴行を加えた後、タクシーで高速道路に逃走した容疑者に関する通報を受けて発生した。通報を受けた高速道路パトロール隊は直ちに追跡を開始した。 警察は、走行中のタクシーを安全に停止させるため、「トラフィック・ブレーキ」と呼ばれる手法を実施した。これはパトカーが車線を横断するようにジグザグ走行し、後続車両の速度を段階的に落として交通全体を停止させる方法だ。 まず前方で速度を落とし、その後、容疑者が乗るタクシーの後方でも同様の制御を実施することで、道路上の車両を完全に停止させた。その結果、高速道路は一時的に巨大な駐車場のような状態となり、逃走経路は遮断された。 警察は交通違反の取り締まりを装ってタクシーに接近し、運転手を安全に車外へ誘導。その後、車内にいた容疑者を迅速に制圧し、その場で逮捕した。 警察関係者は「重大事故につながりかねない状況だったが、全面統制によって安全に検挙できた」と説明し、協力した一般ドライバーに謝意を示した。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News