”サル”汚職事件 鳥取県警が米子市議会を家宅捜索 米子市議会議員が受託収賄の疑いで逮捕 鳥取県米子市

米子市の湊山公園で飼育されているサルをめぐって米子市議会議員が受託収賄の疑いで逮捕された事件。9日午後5時半頃から鳥取県警が米子市議会を家宅捜索しています。 前田俊博 記者 「今、鳥取県警の捜査員が米子市議会を家宅捜索するため米子市役所に入りました」 受託収賄の疑いで逮捕された稲田淸容疑者の関係先として9日午後5時半頃から米子市議会事務局の家宅捜索を行っています。 捜索は、稲田容疑者が所属していた会派の部屋などで行われ稲田容疑者の机やロッカーなどから事件に関係する資料を調べています。 稲田容疑者(56歳)は、米子市の湊山公園で飼育されているサルについて頭数を削減するよう議会で発言する見返りにおととし6月26日に現金100万円を受け取った疑いで逮捕、8日午後、鳥取地検に送致されました。 また、この事件では当時、湊山公園の指定管理業務を請け負っていた「YONAGOパブリックパーク ・パートナーズ共同事業体」の70代の代表の男も贈賄の疑いで書類送検されています。 昨年度まで請け負っていた事業体は米子市の辻工務店とNPO法人evergreenの2社で構成されていて、関係者によると辻工務店が主に猿舎の管理を担っていたということです。 米子市はこの事業体に2021年度から2026年3月末までの5年間、指定管理を委託していて、事件があったおととしの委託料は約9530万円でした。 米子市の指定管理業務の最終責任者である伊木市長は… 米子市 伊木隆司市長 「現職の市議会議員が、このような形で逮捕されたということで大変、衝撃を受けています。」 稲田容疑者はこの事業体が指定管理をしていた、おととし9月と去年3月の2度に渡って市議会で飼育するサルの頭数を削減するよう求めていました。 鳥取県警では、現金の供与を受けた稲田容疑者が議会での発言以外にも市の職員などに働きかけを行った可能性もあるとして、捜査を進めています。 米子市によると湊山公園の猿舎では去年4月の時点で52頭のサルが飼育されていましたが、現在は37頭までに減少しています。 この点について、稲田容疑者の影響があったかどうか伊木市長は… 米子市 伊木隆司市長 Q稲田容疑者の影響については? 「(影響は)一切ありません。(サルを)飼育できる頭数は、60頭が限界だと認識していて(サルの)繁殖力は強くて、50頭越えた時にこのままいく と60頭を越えてしまうという認識があったので、我々は何らかの形で削減、(サルの飼育団体など)譲渡先を探して頭数を少なくしていくことは既定路線でした。」 と、稲田容疑者の影響ではないと否定しました。 市議会の議長を務めた経験もあるベテラン議員が逮捕された今回の受託収賄事件。 稲田容疑者と共同事業体の代表を務めた70代の男の認否について鳥取県警は、捜査に支障が出るとして公表はしていません。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする