大阪府警は14日、今年3月中に認知した特殊詐欺事件が6件で、被害総額は約6億300万円だったと明らかにしました。6件とも警察官などを騙る“オレオレ詐欺”だったということで、府警は「警察が電話で資産を確認したり、現金を送るよう指示したりすることはない」と注意を呼びかけています。 6件の特殊詐欺事件の中では、府内に住む70代の自営業の女性がだまし取られた約3億円の被害が最も高額だったということです。 この事件では2025年10月から12月にかけて、石川県警の警察官や検察官を名乗る男らから女性に対し、「あなた名義の通帳とカードが悪用されています。逮捕した容疑者は、あなたが口座を売り飛ばした犯人だと言っている。身の潔白を証明するために資産調査に協力してください」などと電話があり、女性は男らの指示通り、購入した暗号資産約3億円分を34回にわたって送金し、だまし取られたということです。 他の5件も警察官などを騙って、被害者が犯罪に加担しているとウソをつき、『無実を証明するために現金などを送れ』などと指示する手口だったということです。 府警は「警察が電話で資産を確認したり、現金を送るよう指示したりすることはない」と注意を呼びかけています。 また、府警は14日、3月に認知したSNS型投資詐欺の件数が2件で、被害総額が約2億600万円だったことも明らかにしました。