オルバン氏の総選挙敗北、盟友のネタニヤフ氏にとっても痛手に

(CNN) イスラエルのネタニヤフ首相は、12日に行われたハンガリーの総選挙で最も緊密な欧州の盟友が惨敗するのを目の当たりにした。 この結果は、イスラエル史上最長の在任期間を誇るネタニヤフ氏にとって大きな痛手になると共に、野党勢力を勢いづかせた。後者は10月に予定されている次期総選挙を国家の正念場と捉えている。 ネタニヤフ氏はトランプ米大統領と同様、オルバン氏を公然と支持。3月下旬、ブダペストで開かれた保守派の会合「保守政治活動会議(CPAC)」では事前に録画したメッセージの中で「ビクトル・オルバンは安全、安心、安定を体現する」と述べていた。オルバン氏率いるフィデス党との関係を築いてきた息子のヤイル氏はこのイベントに直接出席し、ブダペストを「ほとんど第二の故郷」と呼んだ。 ネタニヤフ氏は13日、ソーシャルメディア上で声明を発表し、オルバン氏を擁護。「イスラエルの真の友人であり、国際社会からの不当な非難に直面してもイスラエルを断固として支持した」と称賛した。そして選挙で勝利した野党のティサを率いるペーター・マジャール氏にも祝福の言葉を贈った。 ネタニヤフ氏とオルバン氏の過去15年にわたる深い関係は、右派的なメッセージの発信にとどまらない。昨年、国際刑事裁判所(ICC)がガザでの紛争をめぐりネタニヤフ氏に逮捕状を発行した後、ハンガリーはICCからの脱退を発表した。これにより、ハンガリーはネタニヤフ氏が逮捕のリスクを負うことなく訪問できる数少ない国の一つとなった。 オルバン氏は、欧州連合(EU)がイスラエルを非難したり、制裁措置を講じたりすることを繰り返し阻止してきた。こうした措置には全会一致が必要だが、オルバン氏は一方的に阻止することを躊躇(ちゅうちょ)しなかった。

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