幼馴染で官製談合事件に関与、前市長・前市議の初公判⋯前市議「彼にいい格好をさせてあげたかった」前市長は「犯罪の意識あまりなく⋯」ともに起訴内容を認める【高知・土佐清水】

高知県土佐清水市が発注した公共工事をめぐり、前市長、前市議、業者の計4人が逮捕・起訴された官製談合事件で、「入札の価格を漏らした」などとされている元市長・元市議の初公判が15日に開かれました。裁判は即日結審し、検察は前市長に懲役2年を、前市議に懲役1年10か月を求刑しました。 ■事件の経緯 この事件は、土佐清水市の公共工事をめぐり公正な入札を妨害した罪などで、前市長で会社役員の程岡庸被告、前市議会議員の永野裕夫被告、四万十市の会社役員・榮勇男被告、同じく四万十市の会社役員・小野和幸被告の計4人が2025年11月に逮捕され、その後起訴されています。 起訴内容によりますと、4人は共謀し、2025年5月28日に行われた「宿泊型多文化共生コミュニティ施設改修工事(電気工事)」の指名競争入札で、入札の最低制限価格を、前市長の程岡被告が市議会議員である永野被告に伝え、そこから榮被告へ、そして1人の人物を介して小野被告へと伝え、最終的に小野被告が代表を務める会社に落札させ、公正な入札を妨害した罪などに問われています。 【入札価格 漏えいの流れ】 程岡被告(前市長)→永野被告(前市議)→榮被告(業者)→1人を介する→小野被告(業者)が落札 【逮捕・起訴された4人の罪状】 ▼程岡庸 被告(前市長) 入札談合等関与行為の排除及び防止並びに職員による入札等の公正を害すべき行為の処罰に関する法律違反、公契約関係競売入札妨害 ▼永野裕夫 被告(前市議) 入札談合等関与行為の排除及び防止並びに職員による入札等の公正を害すべき行為の処罰に関する法律違反、公契約関係競売入札妨害 ▼榮勇男 被告(四万十市の会社役員) 公契約関係競売入札妨害 ▼小野和幸 被告(四万十市の会社役員) 公契約関係競売入札妨害 ■前市長は市役所内から電話で価格を漏らす⋯ これまでの取材では、程岡被告が市長だった当時、市役所内から電話で前市議会議員の永野被告に入札の最低制限価格を伝え、永野被告は自宅から電話で榮被告に価格を伝えていたことがわかっています。

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