京都男児遺棄 デマ根拠報道の台湾テレビ局がHPでおわび

京都府南丹市で小学生の遺体が遺棄された事件を巡り、台湾のテレビ局「民視」は17日、死体遺棄容疑で逮捕された父親について「中国人」だと誤って報道したとしておわびする声明を同社のウェブサイトで発表した。京都府警は父親が外国人であることを否定しているが、日本のSNSではこの台湾での報道が翻訳されて拡散され、デマの根拠の一つとなっていた。 民視は父親が逮捕される前の15日に放送したニュース番組で、アナウンサーが日本の週刊誌名を挙げて「『最も疑われているのは男児の継父で中国人だ』と報じた」と解説。画面には「中国籍の継父が関与した可能性」とのテロップが表示された。 しかし、この週刊誌報道は存在せず、民視は声明で日本のSNSでの誤った情報を使ったと説明。社会に誤解と混乱を生んだと謝罪し、関連のニュースをウェブサイトから削除したとした。 この事件を巡っては、日本のSNS上で容疑者が外国人だとのデマが拡散。これを根拠として伝えた民視のテレビ番組の内容が日本語に翻訳されて日本のネットユーザーらが相次いで投稿し、日本と台湾の間でデマが循環する形になった。【台北・林哲平】

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