警察官をかたるウソの電話で、70代の女性から現金およそ400万円をだまし取ったとして、指定暴力団、道仁会系組員の男2人が逮捕されました。 詐欺の疑いで逮捕されたのは、いずれも指定暴力団、道仁会系組員で、佐賀県伊万里市の東江大地容疑者(29)と、住居不定の樋口力勢容疑者(29)です。 2人は別の人物らと共謀し、去年8月から9月にかけて、石川県の70代の女性に警察官や検察官などをかたり「逮捕した暴力団員が、あなたから400万円で個人情報を買ったと話しています」「あなたの口座は凍結されます」「資金洗浄しなければなりません」などとウソの電話をかけ、コンビニエンスストアの駐車場に現金およそ400万円が入ったバッグを置くよう指示し、バッグを回収してだまし取った疑いです。 女性は知人に相談して被害に気づき、石川県警に被害届を出していました。捜査の過程で東江容疑者らの関与が浮上し、石川県警から佐賀県警が捜査を引き継いでいました。 警察は2人の認否を明らかにしていませんが、東江容疑者が「指示役」で、樋口容疑者が電話をかける「かけ子」だったとみています。 警察は、余罪の有無を捜査するとともに、2人以外に事件に関わった人物について調べを進めています。