拾った保険証の持ち主になりすまし115回診療受けたか 詐欺容疑で住職の男逮捕 警視庁

他人の保険証を使って病院で診療を受けたなどとして、警視庁神田署は詐欺の疑いで、兵庫県姫路市の住職、広利輝和容疑者(55)を逮捕したことが23日、捜査関係者への取材で分かった。「保険証がなかったので、拾った保険証を使って診療を受けていた」などと容疑を認めている。 捜査関係者によると、広利容疑者は拾った保険証の持ち主になりすまして2月、大阪市内の皮膚科と薬局で保険証を提示し、診療を受けたり塗り薬をもらうなど、診療報酬額計約14万円相当の交付を受けた疑いが持たれている。 保険証の持ち主は千葉県の60代男性で、一昨年1月、東京都内で保険証が入った財布を紛失。広利容疑者が保険証を拾い、約2年間にわたり保険証を使って皮膚科や眼科などで約115回診療を受けたという。広利容疑者は自身の保険証を持っておらず、受診時には男性の保険証に記載されていた氏名や住所、生年月日などを問診表に記入。支払われた診療報酬額は総額約130万円に上るという。 男性は保険証を紛失後に再発行を受けたが、紛失した保険証も使える状態だった。健康保険組合側から「不自然な診療がある」と警視庁に相談があり、発覚した。

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