福岡県の母子生活支援施設で3月、幼い姉妹が倒れた状態で見つかり死亡した事件で、長女への殺人容疑で逮捕された母親水沼南帆子容疑者(30)が、自ら首の前側を切って軽傷だったことが23日、捜査関係者への取材で分かった。致命傷となる首横側の頸動脈を避けた可能性がある。当初、無理心中を図ったとみられていたが、捜査幹部は「心中を偽装したとみて調べる」と話している。 捜査関係者によると、水沼容疑者の傷を検証した結果、位置や深さなどから、自ら刃物で切ることができる傷だった。姉妹は首を絞められた後、刃物でそれぞれ複数箇所を切られていた。水沼容疑者は次女の殺害も認める趣旨の供述をしているという。