福岡の福祉施設に入居していた幼い姉妹が死亡し、母親が殺人の疑いで逮捕された事件で、母親が、隠れて同居していた内縁の夫と「一緒にいるのが嫌になった」という趣旨の供述をしていることがわかりました。 水沼南帆子容疑者(30)は先月、福岡県嘉麻市の母子生活支援施設で長女の二彩ちゃん(4)の首を絞めるなどして殺害したとして逮捕されました。逮捕前の任意の調べでは、二女の三華ちゃん(3)の殺害もほのめかしていました。 この事件をめぐり、水沼容疑者は過去に暴力をふるわれた内縁の夫と施設の部屋に3年間、隠れて同居していたことがわかっています。 水沼容疑者は事件当時、首にケガをしていましたが、捜査関係者によりますと、逮捕前の任意の調べに対し、事件の前、内縁の夫から叱責され、「交際以来、初めて『嫌い』と言われ死のうと思った」などと話していたということです。また、「夫と一緒にいるのが嫌になった」という趣旨の供述もしていることがわかりました。 警察は、内縁の夫が姉妹の殺害には関与していないものの、同居が水沼容疑者の動機に影響を与えたとみて慎重に調べています。