トランプ大統領参加の夕食会で発砲の非常勤講師 会場ホテルに宿泊で“手荷物検査”受けずに銃など持ち込めたか

アメリカのトランプ大統領が参加した夕食会で発砲事件が起きました。 厳重な警備をなぜ犯人は突破できたのでしょうか。 トランプ大統領やメラニア夫人も参加した夕食会で、突如鳴り響いた銃声。 トランプ大統領のもとにはすぐに警備隊らが駆け寄り、その後、シークレットサービスが覆い被さり、大統領を会場から退避させました。 この夕食会はホワイトハウス記者会が主催したもので、会場はワシントン市内のホテル。 FNNの記者も出席していました。 林英美記者(発砲直後の映像): 先ほど会場内で銃声が鳴り響きました。会場内は騒然としています。来場者は一斉に床やテーブルの下に身を隠しました。床にはものが散乱した状態です。 当時の様子について林記者は「発砲があった場所はドアの向こう側で、発砲音は非常に大きく、4発ほど聞こえた。同時に『伏せろ』と男性の声が聞こえて、私も含めて一斉に床に身を伏せた」と話しました。 記者が座っていたテーブルは後方で、出入り口に近い場所でした。 逮捕されたのは、カリフォルニア州で非常勤講師をしている31歳の男。 会場の入口付近で撮影されたとみられる映像には、警備をすり抜け、猛スピードを走り抜ける人物の姿が映っていました。 コール・トーマス・アレン容疑者は、散弾銃や拳銃に加え、複数の刃物を持って会場に押し入ろうとしましたが、警備当局者に取り押さえられたということです。 なぜアレン容疑者は、武器を持ったまま厳重に警備された会場に近づくことができたのでしょうか。 3年前、同じホテルで行われた夕食会の警備の様子を捉えた映像があります。 セキュリティーゲートが設置され、一人一人に入念なチェックが行われています。 今回、アレン容疑者は会場となったホテルに宿泊していたため、手荷物検査などは受けず、銃などをホテル内に持ち込むことができたとみられています。 現場に居合わせた記者によると、ロビーには夕食会の出席者に混じって、普段着の宿泊客の姿もあったということです。 そして一夜が明けた現場では、手荷物検査などで使ったのか、青い手袋などが散乱していました。 犯行の10分前に、自らを「友好的な連邦暗殺者」などと記した、犯行を予告する文書を家族に送付していたというアレン容疑者。 文書には「政権の関係者を最高位から順に標的にする」などと書かれていました。 また、文書には犯行の動機について、「この政権が行ってきたことすべてを考えると怒りがわいてくる」などトランプ政権への憎悪も記されていたということです。

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