無免許で原付バイクを運転したなどとして、27日、15歳の少年が摘発されました。少年はパトカーに追われて逃走していましたが、車止めのポールに接触し転倒したということです。 摘発されたのは、高知市の無職の少年(15)です。高知警察署の調べによりますと、少年は4月27日午前10時45分ごろ、高知市上町3丁目の道路で、無免許で原付バイクを運転した疑いが持たれています。 この事件前、現場から1.2kmほど離れた高知市の県庁前交差点で、パトロール中のパトカーが、ナンバープレートを折り曲げた状態で走行する2台の原付バイクを発見しました。 パトカーの警察官はバイクに停止するよう求めましたが、バイクが2台とも逃走したため、緊急走行で追跡しました。 2台の原付バイクは逃走中に二手に分かれたため、パトカーはひとまず、少年が運転する1台のバイクのみを追跡しました。 少年は蛇行運転を繰り返しながら逃走していましたが、高知市上町3丁目の、市道から鏡川の河川敷へと上がる道で、車止めのポールに接触して転倒したということです。 警察官はすぐに少年を取り押さえ、その場で少年の無免許運転が発覚しました。 警察によりますと「本来は逮捕事案」だということですが、少年が両手の痛みを訴えたため、警察は「治療を優先させるため」に少年を逮捕せず、道路交通法違反(無免許運転)などの疑いで摘発しました。 少年はその後救急搬送され、高知市内の病院で治療中ですが、けがの程度は軽傷だということです。 緊急走行中のパトカーの追跡で少年がけがをする形になりましたが、高知警察署は緊急走行に関して「車間距離を十分空けていて、数分間程度の走行だったため、適正であったと考えている」とコメントしています。 なお、もう一方の原付バイクについても、警察はすでに特定しているということです。 警察によりますと、このバイクの運転手も「少年」で、今後、無免許運転などの疑いで摘発する予定だということです。