「逮捕される」偽の逮捕状見せられ880万円被害 青森県内の70代男性が検事の部下名乗る男に手渡し

三沢警察署によりますと、ことし3月18日、青森県内に居住する70歳代男性の自宅固定電話に、NTTの職員を名乗る女から電話があり、「あなたの固定電話を止めます」などと言われました。 その後、電話を代わった新潟県警の刑事課の大島を名乗る男から、「口座を売った罪で逮捕されることになる」「あなたの口座を調査する必要がある」「生命保険等を解約して、一旦口座に集めた上、預貯金を全額出金して、自宅に現金を保管すること」などと言われた上、連絡用に新たなスマートフォンの契約を指示されました。 男性は、指示に従ってスマートフォンを新規契約し、大島のほか、新潟地方検察庁の石原を名乗る男とビデオ通話やメッセージでやり取りしたところ、警察手帳等の身分証明書や逮捕状の書類を見せられ、「捜査に協力しなければ、これらの令状が出されることになる」「金融庁がお金を預かって口座を調べるが、2週間位で返却する」などと言われました。 男性は、4月6日から4月9日の間、自身の口座から現金を出金して自宅に保管した上、4月8日及び4月9日の2回にわたり、指定された県内の公園で、検事の部下を名乗る男に、現金合計880万円を手渡しました。 その後、約2週間が経過しましたが、相手と連絡が取れなくなったため、詐欺の被害に気が付いたということです。 警察は、SNSやビデオ通話を使用した事情聴取や逮捕状、警察手帳の提示のほか、現金の振込や受領を要求することは絶対にないと注意を呼びかけています。

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