〝市議会のドン〟が「謝礼」として6000万円指定か あっせん収賄の疑いで3人逮捕 熊本・八代市議ら

八代市の汚職事件の最新情報です。 逮捕された現職の市議会議員らが、建設会社から受け取ったとされる賄賂について、市議らが6000万円の金額を指定し、謝礼として要求したと見られることが分かりました。 ■逮捕前は「断固否定」 八代市議会議員の成松由紀夫容疑者(54)は、あっせん収賄の疑いで7日に逮捕され、8日に送検されました。 成松市議は、2022年に完成した八代市の新庁舎の建設工事をめぐって、東京の建設会社「前田建設工業」を含む共同企業体が落札できるよう あっせんするなどし、見返りに現金6000万円を受け取った疑いが持たれています。 逮捕前の4月、会見を開いた成松市議は現金の受け取りについて、明確に否定していました。 逮捕された成松市議「だから捕まっていますって、ハッキリ言って。もらっている、もらっていないは断固否定する」 ■市を「牛耳って」いた!? 当選6回の成松市議は「市議会のドン」とも呼ばれていました。 八代市の元職員「市長に決裁をもらう前に、成松議員に説明しなければならないという流れを作っていた。牛耳っていると言った方がわかりやすい」 警察によりますと、成松市議は入札に向け前田建設工業が作成した評価基準案を採用するよう、市の担当職員に指示したとみられています。 その評価基準は、入札金額に加え技術や実績も評価するもので、前田建設工業には有利に、他企業には不利になるような内容だったということです。 ■特定業者に有利な案 この評価基準について当時、業者選定に関わった市の職員は… 業者選定に関わった職員「特定の業者にとても有利な案になっているのが分かりました」 業者選定に関わった職員「これは天の声によるものであり、一言一句、変更することなくこの案に従って事務を行うように」 ■「受注後に協力する」 その結果、建設工事は前田建設工業が118億円で落札。落札率は99.9%でした。 また前田建設工業が成松市議に「利益が見込めない」と持ちかけた際にも、成松市議は「受注後に協力する」と伝え、市の職員に利益を約11億円増やすよう指示したと見られています。

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