元自民党幹事長でジャーナリストの石原伸晃氏は9日、日本テレビ系「サタデーLIVEニュース ジグザグ」(土曜午前11時55分)に生出演。福島県郡山市の磐越自動車道で、マイクロバスがガードレールに衝突するなどして北越高(新潟市)の男子生徒1人が死亡した事故をめぐり、「17歳の前途ある少年の命を、大人たちの過失によって奪ったということ」と述べ、1日も早い原因究明を強く求めた。 同事故をめぐっては、バスを運転していた無職若山哲夫容疑者(68)が7日、自動車運転処罰法違反(過失致死傷)の疑いで福島県警に逮捕され、8日にはバス運行会社「蒲原鉄道」(新潟県五泉市)への家宅捜索が行われた。また、高校側と蒲原鉄道側との間で、バスの手配や運転手、費用などをめぐって説明に食い違いが生じており、実態の解明が求められている。 番組では、かつて蒲原鉄道側からドライバー探しを依頼されたとする人物が「いつかは事故が起きると思っていた」「営業担当と顧問の間ですべて決まっていた」などと取材に答えた内容のコメントを報道。運行会社側は、学校側の依頼でレンタカーで対応したと主張しているのに対し、学校側はあくまでバス運行を依頼したと否定しているが、この人物は「北越高校に出ようとしているレンタカーを何度も見た」と主張しているとして、そのコメント内容も報じた。 こうした内容を踏まえて、番組ナビゲーターを務める俳優小沢征悦に「もしそうだとしたら、相当根深い問題なのではないか」と問われた伸晃氏は、「状況証拠はかなりあがってきていると思うんですけれど、今、小澤さんが言ったような点もしかりですが、みんなが少しずつうそをついていて、真相を語っていないと」と、私見をまじえて指摘。「学校側もそうでしょうし、レンタカーを手配した人たち(蒲原鉄道側)もそうだし」とした上で、「ひとつひとつファクトを重ねていって、大切なのは、17歳の前途ある少年の命を、大人たちの過失によって奪ったということですから。こういうことが2度と起きないよう、原因究明を1日も早くやってもらいたいと思います」と切望した。 番組ではこのニュースを報じている途中、学校側と運行会社側との食い違いについて、読売テレビ特別解説委員を務める高岡達之氏が「みなさまに明確に申し上げておきたいのは、現状は捜査も着手した直後で、今の『食い違い』は、双方の発言をもとにしていますので事実ですが、食い違っているから、どちらかが明確な法律違反であると、私どもの責任で申し上げることはできません。今は、納得のできない説明が双方にある、という表現で、ご納得をいただきたいと思います」と断る場面もあった。