【”サル”汚職事件】書類送検された代表の企業が指定管理業務から脱退を申し出 米子市議会で正式了承 鳥取県米子市

米子市にある湊山公園のサルの管理をめぐり市議が逮捕された贈収賄事件。 5月15日、市議会が開かれ贈賄容疑で書類送検された代表の企業が指定管理業務から抜けることが、正式に了承されました。 米子市議会議員の稲田淸被告(56)。市内の湊山公園で飼育するサルの頭数を減らすように議会で発言する見返りに、現金100万円を受け取った受託収賄の疑いで逮捕・起訴されています。 この事件では、稲田被告に現金を渡したとして当時、湊山公園などを指定管理していた辻工務店の元役員・辻一郎被告も贈賄の罪で在宅起訴されています。 辻工務店は、湊山公園を含めて米子市の約110の施設を別の2社と共同で指定管理業務を担ってきました。 しかし、今回の事件を受け、「共同事業体に対しての信用を失墜させ迷惑かけた」などとして先月、共同事業体からの脱退を申し出ていました。 そして15日、米子市議会の都市経済委員会が開かれ、この中で、辻工務店からの脱退申し出を了承したことを市の担当者が報告しました。 米子市は残る2社でも指定管理業務の継続が可能かどううかを検証し判断した結果、辻工務店の脱退申し出を承認したとしています。 この件について、議員からは「3社がそれぞれの強みで対応してきた事業は、残る2社だけで可能なのか」、また、「今後は、指定管理業務の適正な在り方のチェックが必要」といった懸念や意見が相次いで出されました。 米子市都市整備課 本干尾崇史 課長 「(今回の対応で)市民生活の低下につながらないことが確認できたと考えているので構成団体からの脱退を承認する方向で今後進めたい。指定管理の構造、スキームに必要な改善点があれば見直していく」 議会から議員辞職勧告を受けている稲田被告。 逮捕から1か月が経過しましたが、議員辞職する意向は示しておらず、贈収賄事件の影響や余波は今後も続きそうです。

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