栃木強盗殺人 “指示役”妻・美結容疑者は事件当日もSNSに音楽に合わせた投稿 同級生「いいお母さんなんだと思っていた」

栃木・上三川町で起きた強盗殺人事件で“指示役”とみて逮捕された20代夫婦の妻は、犯行当日もSNSを更新していた。 残忍な事件当日になぜこのような行動を取ることができたのか、専門家は「自身を“分断”することで犯罪をゲームのように軽く感じていたのではないか」と指摘する。 ◆強盗殺人事件「当日」に動画投稿 長いネイルを見せながら音楽に合わせポーズをとる女。 この動画がSNSに投稿された日、女は残忍な事件を起こしたとみられている。 5月14日、栃木県上三川町で起きた強盗殺人事件で、少年4人とその“指示役”とみられる夫の竹前海斗容疑者(28)と妻の美結容疑者(25)が逮捕された。 この美結容疑者は、SNSで頻繁に“ダンス動画”をアップしていた。 “自撮り”でポーズをとる動画が投稿されたのは、事件当日。 そして新たに、容疑者夫婦が少年らを脅すような行動を取っていたことが判明した。 少年の一部は「『やらなければ家族や友達を殺す』と脅された」と供述しているという。 生後7カ月の幼い子どもがいる美結容疑者が一体、なぜ犯罪に手を染めることになってしまったのか。 長野市内で育ったという美結容疑者について、近隣住民はその印象をこう語る。 美結容疑者を知る人: 田舎のその年代の女の子たちが持っている雰囲気とは少し違う感じがした。 都会的なちょっと凜としている感じもあったし、なんかこの子違うなと。 「明るく活発な子」で、子どものころから“バレエ”を習っていたという美結容疑者。 小学校の文集にも好きなことは“バレエ”、将来の夢は“薬剤師”と書いていた。 中学校では吹奏楽部に所属していたという美結容疑者。 美結容疑者を知る人: 美結ちゃんはフルートをずっとやっていた。フルートでもパートリーダーをやっていたりして、そのパートをずっと引っ張ってたりしていたので、 本当に真面目な子だったんですけれど・・・。 近隣住民によると、高校まで長野県で過ごした美結容疑者は、首都圏の大学に進学したとみられます。 美結容疑者は5年ほど前からSNSに“ダンス動画”を頻繁にアップし、現在、5000人以上のフォロワーがいる。 2025年8月に投稿された動画では、妊娠中だったのか、おなかが大きいのが分かる。 ◆「いいお母さんだと思っていた」 美結容疑者は、出産後も幼い子どもと一緒に“ダンス動画”の投稿を続けていた。 美結容疑者の同級生: 赤ちゃんの成長動画を撮ったり写真をずっと載せていて、ああ…いいお母さんなんだなと思っていて…どうしちゃったんだろうというだけです、本当に。 そして美結容疑者が“最後”に投稿した動画。 アップしたのは事件当日の14日だった。 13秒の動画の中で美結容疑者は、長いネイルをつけた指を動かし、ポーズを決めていた。 ◆ダンス動画を多数投稿…“トラブル”も しかし、ダンスを巡って“トラブル”も…。 関係者によると、東京都内のダンススクールで美結容疑者とみられる人物が4カ月分の月謝を滞納していたという。 なぜ、美結容疑者は犯行当日にダンス動画を投稿したのか。 犯罪心理に詳しい専門家は指摘する。 明星大学心理学部 藤井靖教授: 犯罪者としての自分と、今回であれば「良き母」とか、完全に分断することで罪悪感や恐怖から目を背け、犯罪がまるで“画面の向こうのゲーム”みたいな感じで軽く思えて、被害者の痛みや苦しみに想像力が及ばず(SNSに)投稿するという行動ができたと考えられる。 (「イット!」5月20日放送より)

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