強盗未遂で高校生ら6人逮捕“トクリュウ”か 同じ車が現場に?栃木強殺事件と関連

東京・新宿区の酒買い取り店で起きた強盗未遂事件で、高校生など6人が逮捕されました。この買い取り店では、3月にも窃盗未遂事件が起きていました。 いわゆる“トクリュウ”による犯行とみられているこの事件。栃木で起きた強盗殺人事件との共通点が浮上してきました。 多国籍の街として知られる新宿区百人町。 先月7日、国産ウイスキーなど、高級酒の買い取りや販売を行う店の事務所。配達員を装った人物が、突然、クマスプレーを発射したといいます。 実行役は5人。このなかには凶器にもなりえるトレッキングステッキなどを持つ者もいました。グループには、ほかにも車で待機していた運転役、さらには、犯行道具の準備役もいたとみられています。 少なくとも7人が関与したとみられるこの事件で、これまでに逮捕されたのは6人。高校生2人を含む少年5人、そして、安達慎哉容疑者(20)が23日に逮捕されています。 安達容疑者は、クマスプレーなどを用意した準備役とみられています。 警視庁によりますと、事件の発端は、少年C(19)だということです。アプリで強盗の勧誘を受け、その後、同級生など5人を集めたとされています。 所村武蔵アナウンサー 「こちらの事務所では、約2か月半前にも窃盗未遂事件が起きていました。その際、付近の防犯カメラには、栃木で起きた強盗殺人事件の現場近くで目撃されていた不審車両と同じ車種、同じ色の車が映っていたそうです」 栃木県上三川町で発生した強盗殺人事件では、竹前海斗容疑者(28)と妻の美結容疑者(25)のほか、高校生4人が逮捕されています。事件が起きた地域では、下見ともとれる複数の車が以前から目撃されていました。 そのなかの1台。同じ車種で、同じ色の車が、新宿で起きた事件現場の近くで確認されていたといいます。ただし、ナンバープレートに関して、捜査関係者は「付け替えられていた」としています。 少年らが実行役に含まれていたこと、そして、現場付近で浮上していた車。共通点はこれだけではありません。 強盗未遂事件で逮捕された6人は、全員、強盗殺人事件が起きた栃木県で暮らしていました。 安達容疑者の両親が取材に応じました。お金に困っている様子はなかったそうです。 安達容疑者の父親 「(Q.職業は何を)牧場のお手伝い。そこでもいい子でいた。(Q.少しお金に困っていた)いや、ないと思う。親からしょっちゅうお金をせびったりする子ではないから」 ただ、今月いっぱいで仕事を辞め、転職するという話があったといいます。 安達容疑者の父親 「(知人が)店を出すから、新しく店長になってくれないかと。女の子を使って、酒屋みたいなことをやって。私たちからすればおかしい。経験もない人間に、店長になってくれというのは、おかしな話だと思っていた」 安達容疑者の母親 「本当に申し訳ないことをしたなって。どこで間違えたのか。厳しく育ててきたんです」 警察は、新宿で相次いだ2度の事件と、栃木県で起きた強盗殺人事件の関連を調べています。

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