巨人・阿部監督の電撃辞任…橋上監督代行の指揮でチーム変わるか? データ野球に定評、野村克也氏からも信頼

やはり、気持ちを切り替えるのは難しい。巨人は交流戦初戦となった2026年5月26日のソフトバンク戦で3-8と敗れて5連敗。貯金1に減らした。 ■橋上監督代行、データを駆使して攻略の道筋を立てる能力に定評 阿部慎之助前監督が都内の自宅で長女に暴行をふるった疑いで25日夜に現行犯逮捕され、翌26日に球団事務所で記者会見が開かれて辞任を発表した。 橋上秀樹オフェンスチーフコーチが監督代行に就任し、局面打開に動いた。三塁コーチだった川相昌弘ディフェンスチーフコーチが攻撃面の作戦担当、吉川大幾内野守備兼走塁コーチが三塁コーチに配置転換され、スタメンでは打撃不振が続いている泉口友汰を今季初の1番に抜擢した。 だが、先発の則本昂大が4回までに3本のアーチを被弾して7失点を喫すると、打線もソフトバンクを上回る11安打を放ちながら好機であと1本が出ない。泉口は5打数無安打。5回1死三塁の好機でボテボテの投ゴロの間に、三塁走者の佐々木俊輔が本塁生還したが、快音が聞かれなかった。 橋上監督代行は楽天、巨人、西武、ヤクルトでコーチを歴任し、24年からNPBのファームに参入したオイシックス新潟で監督を務めた経験がある。データを駆使して攻略の道筋を立てる能力に定評があり、投手の癖を見抜くなど洞察力に長けている。 「楽天時代に指導者として経験を積み重ね、野村克也監督に信頼を寄せられていました。得点力不足が課題なので、阿部監督が築いてきた土台をベースに、エンドランや機動力を絡めるキメ細やかな野球を推し進めていくのではないでしょうか。今の状況を考えると日々の戦いに精いっぱいでV奪回どころではないですが、生え抜き以外で指揮を取るのは橋上監督代行が球団史上初めてです。自身のカラーを伝統球団にどう浸透させていくか注目です」(巨人を取材するライター) チーム一丸となって、この難局を乗り越えられるか。 (中町顕吾)

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