「出されたジュースで急に記憶が…」未成年を狙う性犯罪の手口 酒や薬にSNSも 声を上げにくい被害者に専門家は「1人で抱え込まず、まず相談を」

近年、未成年が性被害に遭う事案が相次いでいます。未成年の被害者はどのように犯罪に巻き込まれ、どんなことに苦しんでいるのでしょうか。専門家への取材から、巧妙な手口が見えてきました。 性被害に遭った人を支援する広島県の無料相談窓口、「性被害ワンストップセンターひろしま」。ここには毎年多くの相談が寄せられています。 代表理事の北仲千里さんは、性犯罪の手口の中には、SNSを使って少女たちに優しく近づくものもあるといいます。 性被害ワンストップセンターひろしま 北仲千里代表理事 「毎日少しずつチャットなどでやり取りをして、『今日こんなことがあった』『つらかった』など話を聞いてもらうことで、この人だけは自分のことをわかってくれる、私達は付き合っていると思ってしまう」 ■少年3人が集団で性的暴行を加える事件も 2月7日未明、広島県廿日市市内で少女に酒を飲ませ、集団で性的暴行を加えたとして、広島県警は25日、広島市安佐南区に住む男子高校生など17歳の少年3人を逮捕しました。 この事件で少女が被害に遭った場所はホテルでした。これも信頼させた上で、密室へと連れ出す手口の一つです。 また警察によりますと、少女はその被害の一部を覚えておらず、当時少年らから抵抗不能な状態になるまで酒を飲まされたということです。 このようにアルコールや薬を使う手口も少なくないといいます。 ■酒や薬も・・・被害者に残るのは心身への深い傷 性被害ワンストップセンターひろしま 北仲千里代表理事 「ジュースやチューハイと言って出てきて、飲むと急に酔っ払ってしまったり、記憶が途切れ途切れになってしまったりすることがある」 被害に遭った人たちに残る心身への深い傷。未成年の被害者特有の「葛藤」も、さらに彼女たちを追い詰めます。 性被害ワンストップセンターひろしま 北仲千里代表理事 「妊娠したらどうしよう、病気を移されていたらどうしよう。簡単には受け入れられないので、詳しくは全然思い出せなかったり、目に涙を溜めて話そうとするが言葉が出てこないという人もいる」 「18歳未満だと保護者の同意なしに警察へ被害届は出しにくいと思う。性被害は親に知られたくない子がたくさんいて、大人になるのをを待ってから警察に相談に行く子もいる」

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