開幕前の評論家の順位予想はよかったものの、ケガ人続出と采配の空回りで下位に沈んでいる中日。早くもシーズン終了後の去就について取り沙汰されている井上一樹監督(54)がもう1つ、悩みを抱えているという。 井上監督は阪神元監督・矢野燿大(57)氏に呼ばれて阪神の1軍コーチを担当した後、2022年限りで退団。その後1年間はネット裏から試合を見続けた。 「同年オフに『兄貴!』と慕う立浪和義前監督(56)の要請もあって2軍監督に就任。2024年は1年間、ナゴヤ球場で若手の育成に尽力していました。その時に投手として在籍していたのが2021年育成ドラフト2位で入った上田洸太朗(23)です。 結果を残せずに同年限りで戦力外通告を受けて退団し、郷里の富山に戻っていました。ところが今年1月、富山市内の知人女性宅からブランドバック1点を盗んだとして逮捕されたのです。5月11日の初公判で起訴内容を認め、金銭に困りリサイクルショップに8万円で売ったと明かしています」(全国紙社会部記者) 野球強豪校・享栄高出身の上田。育成から支配下を勝ち取ると2022年は1軍で投げた8試合全て先発でマウンドに上がっている。だが、野球で才能を開花させようとしていた一方で、私生活は荒れていた。 「酒量が多く、試合や練習より飲み会を優先させてしまう。給料が入るとすぐに散財。計画性がまったく感じられませんでした。若手の生活指導も兼ねていた井上監督は当時、上田に『お前もいい加減大人になれよ』と厳しい口調で諭すことも多かったが、“馬の耳に念仏”とはまさにこのこと。改心せずにそのまま球団を去った」(球団OB) かつての同僚は上田の失態をこう振り返る。 「あれは2022年のシーズン終盤、福留孝介さん(49)がバンテリンドームで引退試合を行ったのですが、その試合の先発を任されたのが上田でした。立浪監督からすれば“来シーズン頑張ってほしい”という期待を込めて送り出そうとしたのですが、よりによって先発前夜に歓楽街・錦にあるクラブでテキーラを煽(あお)って美女ナンパにご執心。 空が明るくなってからナゴヤ球場に隣接する寮に帰宅したが、1軍練習に遅刻して指揮官から『大事な試合の日に野球ナメてるんか!』と大目玉を食らっていました。さすがに本人もビビっていましたが……」 富山地裁は5月18日、上田に対して拘禁刑1年、執行猶予3年の判決を言い渡した。 「責任感の強い井上さんは『俺の指導が甘かった』と心底悔やんでいる様子でした。ただでさえ悩みが多いチーム状況なので、今後が心配です……」(球団関係者) 井上監督に笑顔が戻るよう、中日ナインには奮起してほしいものだ。