「Def Tech」Micro被告、初公判で大麻所持およびコカインなど使用の罪認める 逮捕時に車窓からライブ中止の日本武道館をながめ「顔面蒼白」

大麻、コカイン、MDMAを所持したとして麻薬及び向精神薬取締法違反の罪に問われた「音楽デュオ「Def Tech(デフテック)」のMicro(マイクロ)こと西宮佑騎被告の初公判(室橋秀紀裁判官)が1日、東京地裁で開かれ、西宮被告は起訴内容を認めた。 起訴状などによると、西宮被告は今年2月2日、都内の自宅で乾燥大麻3・517グラムを所持し、また同日に千葉県内でのサーフィン後、自動車運転中にコカインとMDMAの粉末を吸引、スプーンをなめるなどして摂取した。その後、帰宅したところを厚生労働省の関東信越厚生局麻薬取締部の家宅捜索を受け現行犯逮捕された。 黒いスーツに黒いネクタイ姿で出廷した西宮被告は、日焼けした姿。裁判官から職業を尋ねられると「音楽家です、歌手です」と答え、起訴事実について「間違いありません」と述べた。 弁護人からの質問では、初めて大麻を使用したのは海外留学中の20歳ごろといい「ホームステイ先の子どもが使用していたのがきっかけ。お酒と似ていて、音楽が立体的に聞こえたり心の安堵(あんど)感が得られた」と語った。また米サンフランシスコのフェスで、入場チケットにMDMAがついてきたことから使用したといい「温かくなり、音楽が楽しくなった」と語った。 2004年を最後に使用していなかったが、2022年に米ロサンゼルスのフェスで「現地スタッフから大麻とコカインをもらった」ことから使用を再開。今回の罪に問われた大麻は「昨年末から1月にかけてハワイで入手した」といい、昨年6月と今回の計2度、日本に大麻を持ち込んだという。 逮捕された際に印象に残ったことを問われると「麻薬取締部の事務所が九段下にあったのですが、逮捕の6日後に日本武道館ライブを控えていた。車の中から『見てごらん』と窓を開けて目の前で武道館を見た。(顔が)色黒なのですが、顔面蒼白(そうはく)。落ち込んだし、悔しかった。これほど落ち込んだことはない」と振り返った。 検察側は拘禁刑2年を求刑し結審。判決は11日午後1時半に言い渡される。

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