【有罪判決】家族に借りた5万円を返せなかった女がとった“自作自演”「強盗に遭えば許してもらえるかと」(山形)

去年12月、山形市上山市の自宅で強盗にあったなどとウソをつき、警察の業務を妨害したとして逮捕された女。 きょう山形地裁で判決公判が開かれ、女に拘禁刑1年、執行猶予3年の判決が言い渡されました。 女がとった行動とは?事件発生から判決までを振り返ります。 ■女がついた嘘とは 判決よりますと、この事件は去年12月、上山市高野に住む無職の女(24)が、警察に「泥棒は私を殴った後、その財布をもって玄関から逃げていった」などと嘘の話をし、警察に必要のない捜査をさせて、正常な業務を妨害したとして、偽計業務妨害の罪に問われていたものです。 事件当時の取材で、女は警察に対し自宅に1人でいた時に家の中で物音がしたため確かめに行ったところ、泥棒から殴られ、現金が入った財布を奪われたなどと話していました。 しかし、警察が捜査を進める中で、盗まれたとされる財布が自宅で見つかったほか、女の供述内容に不審な点があり事件そのものがウソであることがわかったということです。 ■100人を超える警察官らの業務を困難に これまでの裁判で女は起訴内容を認めていて、動機について「家族から借りていた5万円を工面する目処がつかなかった」「強盗にあって金を奪われたことにすれば両親が許してくれると考えた」などと話していました。 検察側は1か月余りの間、100人を超える警察官らの正常な業務を行うことを困難にさせたことは極めて重大などとして拘禁刑1年を求刑。 弁護側は、深く反省しているなどとして執行猶予付きの判決を求めていました。 ■きょう判決「家族とコミュニケーションを…」 きょうの判決公判で山形地裁の田中昭行裁判長は、「警察官の本来の業務を妨害した結果は大きい」とした一方、 「多方面に迷惑をかけたことについて謝罪を述べ、今後自力更生を果たすことが期待できる」などとして、拘禁刑1年、執行猶予3年の判決を言い渡しました。 最後に田中裁判長は「今後は家族とコミュニケーションをとり、隠し事をせず、悩みがあったら相談してください」などと話し裁判は終結しました。

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