20代の男性に特殊詐欺の“かけ子”の役割を紹介したとして、暴力団組員の男など2人が逮捕された事件で、警察は6月10日、仙台市青葉区にある暴力団事務所を家宅捜索しました。 記者リポート 「午前10時過ぎです。およそ10名ほどの捜査員たちが、暴力団事務所に家宅捜索に入っていきます」 捜索が行われたのは青葉区のマンションに入る、指定暴力団・住吉会系の組事務所です。 警察によりますと、指定暴力団住吉会系幹部の阿部優哉容疑者(33歳)と、太白区上野山に住む自営業・加藤優一容疑者(33歳)は、おととし、20代の男性に「月に1000万円くらい稼げる」などと持ちかけて、かけ子の役割を紹介し、実行役として犯行グループに紹介した疑いが持たれています。 警察は2人の認否を明らかにしていません。 男性は組織の説明や待遇が頻繁に変わったことから、隙を見て帰国したということです。 警察は10日、事件に暴力団が組織的に関与していた可能性があるとみて家宅捜索を行い、段ボール2箱分の資料を押収したということです。